■6・3夜 新宿で宮台真司さんとソーシャルデザインTALK ~よのなかを変える人たち
新刊『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)の発売記念トークとして、『いま、幸福について語ろう』(コアマガジン)を発売した社会学者の宮台真司さん、そして東京周辺で活躍するソーシャルデザインの担い手たちとトークライブを開催します。
『おもろいヤツが、よのなか変える!
動物福祉、途上国支援、日本財団…、
東京ソーシャルデザイン全員集合!』
★宮台真司×今一生×ソーシャルデザイン 6月3日PM7:30-11:00 新宿ロフトプラスワン
2014年末の衆院選も投票率が戦後最低だったが、統一地方選前半戦の10道県知事選と41道府県議選で、平均の投票率がそれぞれ過去最低になった。
「どこの政党や候補者に投票しても、よのなか、変わらないよ」
「政治によって何かを変えてほしいと切実に思う人は、国民の中では少数派」
「みんな中くらい満足してるんだから、『良い国』ってことなんじゃないの?」
そんな冷めた声がある一方で、深刻な社会的課題に苦しんでる人たちは世界にたくさんいる。
障がいをもっているために、働きたくても、就職ができずに不安ばかりの人々。
バリバリ働きたいと思っても、小さい子がいるので、預け先に困ってる…。
地域のゴミが路上にあふれ、危険だし、自然環境さえ壊しかねないのに何もできない。
他にも、たくさんある。
貧しい途上国で生まれ育ったために仕事が無く、今日の食事にも困ってしまう。
保健所での動物殺処分を減らしたいのに、どうすればいいかわからない。
LGBTなどのマイノリティ属性なので、結婚も不安だし、結婚しても制度上の不安が…。
人は、それぞれ切実な社会的課題をもっているが、それらは政治的に解決できたろうか?
「YES」と答えられる人は、ほとんどいないだろう。
みんな生きずらさを抱えても、なんとか耐え忍んでいる。
でも、それじゃ、つらいばかりだし、将来に希望を持つことも難しい。
そこで、世界中に既存の「よのなかの仕組み」を民間から塗り替え、もっと生きやすい社会を作ろうとしている人たちが増えてきた。
それが、ビジネスによる画期的な解決手法で新しい価値観をよのなかに普及・定着していこうとしている社会起業家であり、彼らの社会設計を「ソーシャルデザイン」と呼ぶ。
日本でも全国各地にソーシャルデザインの担い手は急増しているが、彼らの多くは残念なことに、「意識高い系」向けのイベントにしか顔を出してこなかった。
そこで、「トークライブ居酒屋」としてどんな話題もカジュアルに尋ねられる雰囲気をもった新宿ロフトプラスワンに、東京周辺でソーシャルデザインを手がける人たちを集め、観客から率直な質問を受け付け、ソーシャルデザインの面白さに気づいてもらうチャンスを作ろうと思った。
●日時:2015年6月3日(水)
Open PM6:30/Start PM7:30/End PM11:00
●場所:新宿・歌舞伎町ロフトプラスワン http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
TEL 03-3205-6864
●地図:下記参照
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/access.html
●入場料:
前売予約 1000円+1ドリンク~の注文
当日入場 1200円+1ドリンク~の注文
※前売予約は、このサイトから事前に申込(予約なしでも入場可)
※学生は追加1ドリンク無料(帰りの精算時に学生証の提示で)
●トークゲスト:今一生、宮台真司、出演団体は下記参照
※宮台さんの出演は夜9時頃
●イベント案内ページ:下記サイトでも、このイベントを拡散できます
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/33158
【出演者】
●今一生
ライター、編集者。1997年、Create Media名義で『日本一醜い親への手紙』を編集。
最近は、虐待や自殺、家出など深刻な社会的課題を解決するソーシャルビジネス/ソーシャルデザインを取材。最新刊は4月22日発表の『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)。
http://www.createmedia.co.jp/profile/img/profile-web.pdf
●宮台真司
社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。
権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で単著・共著を含めると100冊の著書がある。最近の著作に『いま、幸福について語ろう』(コアマガジン)など。
キーワードは、全体性、ソーシャルデザイン、アーキテクチャ、根源的未規定性など。
http://www.miyadai.com/
●日本財団CANPANプロジェクト
117の国々で社会貢献活動の最前線を走ってきた豊富な経験とネットワークをいかして、あらゆる立場を超え、組織・人材・ノウハウ・資金をつなぎ、社会に「化学変化」をよびおこすハブとして、ソーシャルイノベーションを支援を行っている日本財団によるソーシャルプロジェクト。
日本財団 http://www.nippon-foundation.or.jp/
CANPAN http://fields.canpan.info/
●S.A.L To2Bagプロジェクト
バングラデシュへ赴き、現地で生産者と日本で使う人をつなげ、どちらも幸せになれるオリジナルのバッグを企画・製造・販売している慶應義塾大学公認学生団体S.A.L.のメンバー。
http://alternas.jp/joy/fashion/54305
●東京キャットガーディアン
ここ6年半の活動で4000頭以上の猫を譲渡。独自にコールセンターを開設し、「殺処分の前に民間でできることがある」を旗頭に「猫付きマンション」「猫付きシェアハウス」などの取り組みを通じて、ネコの殺処分を減らしているNPO。
http://www.alterna.co.jp/14777
●AsMama(アズママ)
子育ての仕事の両立ができる一助として、同じ地域内の母親どうしが仲良くなるチャンスを作り、1時間500円程度で子どもを預け合える仕組みを全国に急速に事業展開している。
http://asmama.jp/
●Letibee(レティビー)
「すべての人に、結婚という選択肢を」を旗頭に、主にLGBTの結婚とそれに伴うさまざまな不安を取り除くカウンセリング事業などを手がけている。
http://letibee.com/
http://apital.asahi.com/article/story/2015040500011.html
●日本スポーツGOMI拾い連盟
企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いを「スポーツ」にし、今までの社会奉仕活動を楽しい「競技」へと変換させた日本発祥の新しいスポーツを普及させる団体。
http://www.spogomi.or.jp/
(※スポーツGOMI拾い連盟さんは、地震の影響で急きょ、不参加となりました)
職場や学校で友人を誘いたい場合、下記をダウンロード→プリント配布。
http://www.createmedia.co.jp/img/6-3LoftPlusOne.pdf
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■5・16昼 高円寺で信田さよ子さんとトークライブ ~「良い子ちゃん量産社会」で生き残る
新刊『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン』(河出書房新社)の発売記念トークとして、同時期に『アディクション臨床入門 家族支援は終わらない』(金剛出版)を発売する信田さよ子さんとトークライブを開催します。
『カウンセリング×ソーシャルデザイン
「良い子ちゃん量産社会」でどう生き残る?』
★信田さよ子&今一生 新刊発売記念トーク 5月16日(土)PM1:00-4:00 高円寺パンディット
日本人の60代の元校長は、フィリピンで1万2000人の少女・女性を買春した。
そして今なお、親という権力装置の下で虐待を受けてる子どもが少なくない。
若者を「良い子ちゃん」のままにしようとする社会は、誰にとっても生きにくい。
「良い子ちゃん」にさせる同調圧力は、常識や教育、礼儀、しつけなどの一見「否定できない正論」の形をとって、社会に閉塞感を蔓延させる。
その閉塞感は、自分より弱い存在に対する暴力・買春・差別・虐待などへ容易につながる恐れをはらんでいる。
権力は、常に弱い者を虐げる。それは時に「良かれ」と思って、執行される。
その「良かれ」を温存しているのは、既得権益的な価値観で幸せになれる高学歴インテリ文化に甘んじている人たちだ。
彼らは、自分たちとは違う「底辺」文化を生きる低学歴ヤンキー文化に属する人たちが素朴な疑問を呈しても関心をもたないし、社会を変革しなくても何ら困らない。
だからこそ、美術や文章、音楽や映像などの「文化」は、その時代をより良いもの、より生きやすいものへと更新させる装置として機能してきた。
文化が既得権益と衝突するリスクは、政治や行政が満足に解決できずにいる社会的課題の解決に画期的な手法を作り出している社会起業家も背負っている。
「脱法」を含めて従来にない手法を採用すれば、遅かれ早かれ保守的な政治や行政によって法の内側に入れられ、不当な不自由を味わうからだ。
シェアハウスも、子育てシェアサービスも、それによってそれまで救われなかった人が続々と救われるようになろうとも、権力は常に後ろ向きな構えで既得権益を守ろうとするからだ。
そうした守旧派の多くは、高学歴インテリ文化を自明のものとして生きている。
言い換えれば、尾木ママのいう「良い子ちゃん症候群」だ。
「良い子ちゃん量産社会」の現代日本で、私たちはどう若い世代と接し、彼らに届く表現をどう作り、何をすべきなのか?
社会変革をビジネスによって進めるソーシャルデザインを取材する今一生は、カウンセラー・信田さよ子さんを迎え、観客と共に考えてみたい。
●日時:5月16日(土) 開場:正午/PM1:00~PM4:00(※途中休憩有)
●入場料:1000円+1ドリンク~
※このサイトから前売り予約をされた方は、整理券番号が発行され、席を確保できます
※前売り予約をしなくても入場可。前売り・当日とも、料金は同じです。
●場所:高円寺パンディット http://pundit.jp/
(2階までエレベータ有。車イスユーザの方も入場可)
●地図:http://pundit.jp/shop/
●入場者特典:最新著書を会場で即売、サイン会、著者撮影
以下の本を会場で購入できます。
『さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時』(信田さよ子・著)
『プライドワーク』(今一生・著)
『よのなかを変える技術』(今一生・著)
●問い合わせ:090-2588-9905(パンディット 担当:奥野)
【出演者】
●信田さよ子
原宿カウンセリングセンター所長。アダルトチルドレンやフェミニズムを通じて、現代の生きにくさをひもとく臨床心理士。4月20日に最新刊『アディクション臨床入門 家族支援は終わらない』(金剛出版)を発表。
http://www.hcc-web.co.jp/
●今一生
ライター、編集者。1997年、Create Media名義で『日本一醜い親への手紙』を編集。
最近は、虐待や自殺、家出など深刻な社会的課題を解決するソーシャルビジネス/ソーシャルデザインを取材。最新刊は『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)。
http://astore.amazon.co.jp/con-isshow-book-22
■5・12夜、千駄ヶ谷で農業女子×棄国子女と「移住」について話そう!
新刊『よのなかを変える技術』(河出書房新社)の発売記念トークとして、『農業女子』(洋泉社)を発売した伊藤淳子さん、『棄国子女』(春秋社)の著者・片岡恭子さんとトークライブを開催します。
『田舎暮らしで食えるんですか?
~国内外に「移住」した人たち』
★今一生×農業女子×棄国子女 5・12夜 千駄ヶ谷サンクチュアリ出版
(左から:『農業女子』著者・伊藤淳子さん、『棄国子女』著者・片岡恭子さん、今一生)
イケダハヤトさんが高知県に移住し、被爆の心配からも話題になっている「移住」。
NHK朝ドラ『まれ』を見て、田舎暮らしに関心をもつ人も増えている。
実際、東京では、都市生活を辞め、地方・海外への移住を希望する人が増えてきた。
でも、住環境や仕事、人間関係や文化など、これまでの便利さ前提の暮らしとは異なるライフスタイルやワーキングスタイル、コミュニティの作法などについて、不安をもったまま、ふみきれない向きも少なくない。
そこで、全国で農業に従事した女性を取材した伊藤淳子さんや、世界各国を飛び回って住んできた片岡恭子さんを迎え、田舎暮らしの暮らしぶりを存分に語りつつ、国内外への移住を考える都市生活者の不安をとりのぞいてゆく。
日本の農業現場の最前線、外国で生きる女性、そして地方で暮らすために必要なソーシャルデザインを、豊富な実例と経験談を交えながら考えてみたい。
●日時:2015年5月12日(火)開場PM7:00 開演PM7:30-9:30
※希望者のみ、イベント終了後に近隣の店でゲストの今一生との飲食に参加できます
●場所:千駄ヶ谷・サンクチュアリ出版 1階イベントスペース(TEL 03-5775-6500)
http://www.sanctuarybooks.jp/company/profile11.php
※1階なので、車椅子ユーザも楽に入場できます!
●地図:下記リンク参照
http://www.sanctuarybooks.jp/company/sample/map.jpg
●参加予約:必ず下記サイトに飛び、「お申し込みはコチラ」から事前に予約を
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=978
●入場料:1000円~1500円(※当日精算)
一般 1500円
書籍購入 1000円(※入場時に会場で購入された方。書籍代は別途)
サンクチュアリ出版年間購読会員 1000円
2人組 1100円(※1名あたり。他の割引はありません)
購読者 1200円(※以下の書籍をすでに購入済みで、当日持参された方)
・『よのなかを変える技術』(河出書房新社)
・『農業女子』(洋泉社)
・『棄国子女』(春秋社)
(※イベント参加も割引になるお得なクラブSについては、コチラ)
●問い合わせ先:サンクチュアリ・パブリッシング(サンクチュアリ出版) 広報部
pr@sanctuarybooks.jp
(※メールで先にお問い合わせを。クリックすると、メーラーが立ち上がります)
TEL 03-5775-6500 (担当:高山)
●対象:以下の方は、ぜひご参加ください
・生活費が都市より格安になる地方や外国で暮らしたい人
・親元やシェアハウスでの生活から次の人生へ進みたい人
・移住したい気持ちはあるのに、相談相手がいない人
・関東圏の被ばくの影響を心配している人
【出演者】
■伊藤淳子 『農業女子』(洋泉社)の著者。農水省「農業・食料・農村政策審議会」委員ほか、経産省「農商工連携ベストプラクティス選考委員」などを歴任。6次産業化サポーター、農業女子プロジェクトサポーターなどを務めている。
■片岡恭子 同志社大学文学研究科修士課程修了。スペインのマドリッド自治州立コンプルテンセ大学留学。中南米に3年以上滞在。日本でうつ病、ひきこもり、スペインで強盗、ボリビアで暴動、アルゼンチンで遭難、ベネズエラで拘束、コロンビアで盗難と、人生経験が豊富。46カ国を歴訪。著書に『棄国子女』(春秋社)。
■今一生 ライター、編集者。1997年にCreate Media名義で編集した『日本一醜い親への手紙』はシリーズ累計30万部を突破。最新刊は『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)。
●お友達を誘いたい時は…:下記リンクのPDFをダウンロード→プリントで配布してください
http://www.createmedia.co.jp/img/5-12event.pdf