■7・7夜 ロフトプラスワンWESTでソーシャルデザイン ~よのなかを変える人たち 大阪版

 新刊『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン』河出書房新社)の発売記念トークとして、大阪周辺で活躍するソーシャルデザインの担い手たちとトークライブを開催します。

『おもろいヤツが、よのなか変える!
 ~路上生活、動物殺処分ゼロ、LGBT、風俗、精神障がい福祉…、

 大阪ソーシャルデザイン全員集合!』

★今一生×大阪ソーシャルデザイン 7月7日 PM7:30-10:30 ロフトプラスワンWEST
7-7west.jpg
(左からHomedoor川口加奈、SWASH要友紀子、虹色ダイバーシティ村木真紀、ライター今一生)

 2014年末の衆院選投票率戦後最低だったが、統一地方選前半戦の10道県知事選と41道府県議選で、平均の投票率がそれぞれ過去最低になった。

「どこの政党や候補者に投票しても、よのなか、変わらないよ」
「みんな、中くらい満足してるんだから、『良い国』なんじゃないの?」

 でも、そんな冷めた声では救われず、深刻な社会的課題に苦しんでる人たちはたくさんいる。

 路上生活者や生保受給者になると、仕事が無く、なかなか自立できない。
 保健所での動物殺処分を減らしたいのに、どうすればいいかわからない。 
 LGBTなどのマイノリティ属性なので、結婚も将来も不安…。

 そこで、世界中に既存の「よのなかの仕組み」を民間から塗り替え、もっと生きやすい社会を作ろうとしている人たちが増えてきた。

 それが、ビジネスによる画期的な解決手法で新しい価値観をよのなかに普及・定着していこうとしている社会起業家であり、彼らの社会設計を「ソーシャルデザイン」という。

 そこで、「トークライブ居酒屋」としてどんな話題もカジュアルに尋ねられる雰囲気をもったロフトプラスワンWESTに、大阪周辺でソーシャルデザインを手がける人たちを集め、観客から率直な質問を受け付け、ソーシャルデザインの面白さに気づいてもらうチャンスを作ろうと思った。

●日時:2015年 7月7日(火) 開場 PM6:30 開演 PM7:30~PM10:30

●場所:大阪ミナミ ロフトプラスワンWEST
 http://www.loft-prj.co.jp/west/
 TEL 06-6211-5592 (16時~24時) ※車椅子のまま入場OK!


●地図:大阪市中央区宗右衛門町2−3 美松ビル3F
 http://www.loft-prj.co.jp/west/access
west.jpg
●入場料:
 前売予約 1000円+1ドリンク~の注文(予約はお電話で/06-6211-5592 16時~24時)
 当日入場 1200円+1ドリンク~の注文
 ※予約しなくても、入場はできます
 ※学生は追加1ドリンク無料(お帰りの精算時に学生証の提示で)

●イベント告知サイト
 http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/33192

【出演者】

NPO法人 Homedoor
 ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくるべく2010年から大阪で活動しているNPO法人路上生活中の人や生活保護受給者に就労の場を提供するシェアサイクル事業「HUBchari」を中心に10の事業を展開中。
http://www.homedoor.org/

特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ
 LGBT当事者を中心メンバーに、多様性に配慮した社会づくりのため、淀川区LGBT支援事業を受託したり、大手企業や行政への研修、コンサルティングを実施している。
 「Googleインパクトチャレンジ」でファイナリストに選ばれ、2,500万円とETIC.による支援を受賞。
http://www.nijiirodiversity.jp/

NPO法人 ラブファイブ
 「動物殺処分ゼロ」を目指し、別法人が事業化している保護犬カフェへ保護した動物を移動。
 2号店として保護犬・保護猫カフェ (寺田町店)や、保護犬ショップ(奈良)も開業。
http://alternas.jp/joy/date/50619
http://lovefive.net/

NPO法人 ソーシャルエンタープライズグループ
 聴覚障がい者向けのバリアフリー情報サイトを構築するプロジェクトを進めている。
 上杉賢郷・代表は、両親がともに聴覚障がい者。さまざまな商店に筆談対応を可能にしてもらえるよう、「コミミケーションポスター」と名付けた専用のポスターを作成し、店の表に掲示するアイデアを思い付き、クラウドファンディング資金を調達した。
http://www.alterna.co.jp/13676

●元高校生社長「和」(なごみ)代表・小幡和輝
 3歳から15歳まで「ネトゲ廃人」として12年間もひきこもり、不登校を続けていたが、高校の夜間部に入ってから、地元・和歌山のシャッター通りの商店街で高校生向けのカフェでライブイベントを手がける「高校生社長」として起業。
 大学生になってからは、県内の高校生たち500人を組織して「和歌山学生合同文化祭」を主催し、ほりえもんやLINEの社長・森川亮さんなどの講演会を和歌山で50回ほど主催。
 劣等感を強みにして、和歌山の地域活性における若手のキーマンとして活躍中。現在20歳。

http://www.nagomisya.info/

http://ameblo.jp/obakazuwakayama/
https://www.youtube.com/watch?t=750&v=ByUEm_ysyN0


SWASH(スォッシュ)
 主にセックスワーカーとして働く人たちが安全・健康に働けることを目指して活動しているグループ。
 メンバーはセックスワーカーとそのサポーターで構成されており、現在は特にHIVなどの性感染症対策に焦点をあてて活動している。
 風俗で働く当事者が主体となって活動している、日本では数少ない団体の一つ。
http://swashweb.sakura.ne.jp/

泉州精神障害者倶楽部・青い鳥
 岸和田にある「泉州精神障害者倶楽部・青い鳥」では、「精神障害者」当事者であることを明らかにして情宣活動を行ってきた。
 精神障害者が皆さんに呼び掛ける「ふれ愛サロン」も連続開催、107回を超える。
 「ふれ愛プロジェクト」として綿菓子の製造販売、震災を風化させないため、阪神から被災地東北へ孤独死を防ぐ活躍をした「コミュニケーション麻雀」も実施し、岸和田を元気にする物産展なども行っている。
 2016年4月1日施行の「障害者差別解消法」を必要としないまちを共に作り上げるのが目標。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/kyoudou/aoitori.html
http://b.volunteer-platform.org/volunteer/4476/

●今一生
 ライター、編集者。

 1997年、Create Media名義で『日本一醜い親への手紙』を編集。

 1999年に被虐待児童とDV妻が経済的かつ合法的に自立するための支援本『完全家出マニュアル』を発表。そこで造語した「プチ家出」は流行語に。

 その後、自傷行為や自殺未遂の経験者が多いことから15年以上、300人に上る自殺経験者と付き合う取材を重ねる。

 また、自殺の誘因となるさまざまな社会的課題をビジネスの手法で解決していく「社会起業家」を取材。著書に、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)、『ソーシャルデザイン50の方法』(中公新書ラクレ)など多数。

 最新刊は『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』河出書房新社)。

http://www.createmedia.co.jp/profile/img/profile-web.pdf

f:id:conisshow:20150619172222j:plain


 職場や学校で友人・知人を誘いたい場合、下記のPDFをダウンロード→プリント配布してください。

http://www.createmedia.co.jp/img/7-7west.pdf

 

 よろしかったら、下記のRTボタンを押して拡散し、友人をお誘いください!